金魚草のはなし
花を買うようになって気付くことは
それぞれ花によって一日に必要な水の量が全く違うこと。
たくさんの花をつけた金魚草は
一日でものすごい量の水を必要とします。
水槽に餌をパラパラと落とした瞬間
待ってましたと言わんばかりに金魚たちが寄ってきて
口をぱくぱくさせて餌を食べているのと同じように
花瓶に注がれた水を花びらたちが我先にと
ごくごくと飲んでいるのかもしれません。
これは欲望という花言葉をもつ金魚草のおはなし。
[本名] きんぎょそう (金魚草)
[学名] Antirrhinum majus
[原産地] 地中海沿岸
日本では花形が金魚の口に似ていることから
この名がついたようですが
学名のAntirrhinum majusは「大きな鼻」という意味。
押し花にしたらもっと鼻みたいになりました。