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20120324

pressed flower art skull  skeleton tada asuka 押し花 骸骨 骨 多田明日香


お知らせです。


『Tokyo graffiti』 #091号が昨日発売されました。

今回の特集は「次世代アート260!!」



アーティストの作品が購入出来るようにないるカタログのような一冊になっています。


私の作品も掲載されています。


3/23~6/23の期間限定で、特設サイトhttp://art091.grfft.com/も設置されます。






頭蓋骨一点を売っています。


また、クリアファイルも販売しています!


本屋さんやコンビニで見てみてくださいな!







20120321

   

プロジェクトの目標の達成のおかげで

私のふつふつとしたやる気が沸き起こり

お花屋さんで切り花を買い、鉢植えの花を買いあさった。




ベランダの新入り

黄色のビオラ 紫色のルピナス ピンクのガーベラ 赤いアネモネ ピエトケロビウム









そして少し前に元気がなかったジュリアンや、ビオラなど

に「土を蘇らせる土」ってやつを足してあげたところ

すごい勢いで咲き出しました。

こうみるとあまり美しくないですね。

ジュリアンたちは植え替えをしてあげないと窮屈そうです。





きょうこれらを全部押し花にしたら

6時間もかかってしまいました!

なんだかんだでモノを作るのは時間がかかるのですね。




20120320

flower pressed flower skull art skeleton tada asuka 押し花 骸骨 骨 多田明日香


flower pressed flowers skull art skeleton tada asuka 押し花 骸骨 骨 多田明日香

flower pressed flower skull art skeleton tada asuka 押し花 骸骨 骨 多田明日香




クラウドファンディングCAMPFIREにて始まった書籍化プロジェクト。


クラウドファンディングとは個人が発信するプロジェクトに対して

支援を募って、達成金額まで達したら実現可能!というシステムらしい。

私の場合、floraの本を作りたい!から30万必要です!と告知すると

○○円支援します!と誰かがお金を投資してくれるのです。





ここで、始動しました!と告知をする間もなく、

目標の達成金額30万を開始4日で到達し、

今の時点で36万ほど集まっている。



驚いた。

これが感想だ。

アナログなものづくりが好きな私のアナログな作品が

ソーシャルなネット社会の波にのって

あったこともない人間のもとにまで

どんぶらこっこと運ばれていっています。



facebookでは670人以上の人間がいいねとボタンを押し、

twitterではわたしの知らない人間が「素敵だ!」とつぶやいている。

campfireでは私のことを知らない人間が3万円や1万円という大金を投資してくれている。











制作から2年。

なかなかこれに見切りを付けられず、

これをどうにかしたい。

そう思っては、どうしていいかわからず、消化出来ずにいた。



本という形式になって本屋に並んだ時、

ようやく私はfloraに対して、

いい意味での踏ん切りがつく気がする。



押し花で新しい何かを作ろうとするかもしれない。

もしかしたら、もう押し花をやめるかもしれない。



これでやればなにか有名になれる!と思いながらも、

この安定感に寄りかかったら人間が腐る。とも思う。

だから、早めに封印した方がいいかもしれない。と思ったりする。




どんな道を選ぶにしても、

まず、このfloraをいい形で、世の中に発信する必要があるのだ。


次の道に進む為に。


そのために今たくさんの人の声にこたえて

本当にいい一冊をつくって、

夢だった「自分の作品集が本屋に並ぶ」を実現するのだ。




ただ、これだけは自分に言い聞かす。

「押し花だけの人間には、なってはならない」

もっといろんなものが作れる人間になるらなくては、

私がなりたい人間にはなれない。

その一歩としての押し花という、最強の表現を、世の中に知らしめる、のだ。

まだまだ、中間地点。









投資してくださった皆さま。
SNSにて拡散してくださった皆さま。


本当に有り難うございます。


皆さまに作って頂いたこの機会。
本当に大事に、納得の一冊をつくりますので、
楽しみにしていて下さい。




ちなみに制作部数を増やすため、
今後もこのプロジェクトは立ち上がっていますので、
引き続きご協力宜しくお願い致します。






CAMPFIRE
http://camp-fire.jp/projects/view/207
















20120304

       昨日、埼玉県の小川町へアクリルの加工の打ち合わせに行きました。 

       今までのウェルカムボードなどは

       簡易的にグルーガンで接着していたので

       仕上がりが少し不満足でした。

       縁あってこの内田工芸所を紹介してもらったので

       どんぶらこっこと電車にゆられて足を運んでみました。


    

    
        工場のおっちゃん、内田さんとその息子。

   
     くもりガラスのような調子に加工出来るブラスト。
     細かい砂をアクリルに打ち付けて、調子を付けます。
     今までは片面を乳白のアクリル板を使っていたのですが、
     アクリルの厚みを活かせそうなのでブラスト加工を使用することにしました。


   

   
      アクリルを曲げる工程も見せてもらいました。

  
  こんなふうに熱してぐにゅっと曲げるんだそうです。
     なんだかお餅をやているような、家庭的な絵図らです。

   

  

  

  

  
  エンドレスペーパーでアクリルを削っています。

 
     バフというもので磨きをかけています。

  







まえもっておくっていたものをサンプルとして
分厚いアクリルに閉じ込めてもらいました。
接着剤がまだ出ていたりしていますが、
わたしの興奮は止まりませんでした。

来週また新しいサンプルがあがってきます。

きっと興奮がとまらないはず。

内田のおっちゃんはファッションブランドとかの発注も受けている工場さんで
埼玉の山奥にある工場にはわたしでも知っているようなブランドのロゴマークの
烙印がおされたアクリルがその辺に転がっていたりしました。


ウィンドウショッピングを楽しむ女子たちには
流行の最先端に身を包んだマネキンの裏側に
田舎の小さな工房でくわえ煙草をしながら
せっせと生産している親父の姿は決して見えてない。
なんだか滑稽な話だよと思ったのでした。


今年は内田のおっちゃんにお世話になります。