昨日、私がこのお花の作品を作るきっかけにもなった本を出している
永石勝さんというフォトグラファーに会ってきました。
去年も一度作品を持ってお会いしに行ったので、
一年ぶりに事務所に伺いました。
日々の話から、昔の話までいろいろな話をしたけれど、
なぜかモノを作る話だけは、
堂々と意見が言えなかったたのは、
相手に成長した自分を見せられる自信がなかったからだろう。
人骨の制作から2年、いろいろなものを作ってきたものの、
あれを越えるような作品を今だ作れていないという現状を
自分で目の当たりにしたという感じだった。
今日、本屋で思わず、立ち止まってしまった本の題名。
「成功は一日で捨て去れ」
今の私が成功とは言えないが、
どうしても見過ごせないワンフレーズだったことは確かだ。
これから制作する本に、
あの骸骨を載せるとしても、
あの時の作品をなぞるような一冊にしてはいけないと
帰り道、こころに決めたのです。
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