とあることを調べていた時に、
イギリスのジョンキーツの詩句に
「人生はまだ開かない薔薇の希望」
という言葉があるらしいことを知った。
ただ見知らぬ人がその言葉を
「人生はまだ開かぬ薔薇のつぼみ」
と書いていたのが気になった。
わたしは後者の方がなんだか好きだ。
原文がどんな文章だったのかわからないけれど、
つぼみという、いつ開くかもわからない、
本当に開くかもわからないのが、つぼみだ。
植物を育てて思うが、つぼみをつけても、
なかなかその先、咲くに至るのが難しいことが良くある。
膨らんできたかと思うとそのまま開かずにしぼんでしまったりもしばしば。
でもつぼみをつけたならいつか咲かせたいと願うもので。
つぼみというその曖昧さがなんだかいいと思ったりした。
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